田舎ヒーラーの癒し通信
宮城県に住み気功整体の治療師としての仕事と自然農法による農業者でもある2つの顔を持つ田舎ヒ−ラーの癒しメッセージを届けます
白鳥孝則(田舎ヒーラー)
2010-11

笑いの健康効果

先日、膠原病を笑いで完治しアメリカのノーマン・カズンズ氏の事例を紹介しました。

このノーマン・カズンズ氏の事例がきっかけとなり、1982年に米国で「笑い療法研究会」が発足し、医学者、心理学者などを中心に「笑い」についての研究が行われています。

この「笑い療法研究会」に続いて他の多くの研究によっても笑いのすばらしい効果が続々と発表されています。その効果には次のようなものがあります。

1.大笑いには体操効果がある
笑いは心拍数、血圧を上げて呼吸をさかんにし酸素消費量を増やします。
笑い終わって筋肉の緊張がとれると、心拍数、血圧ともに下降し、呼吸もゆっくりした深い呼吸となるので、血液中の酸素濃度も増加します。
ちょうど適当な運動をしたのと同じ効果を生み、ストレスを大幅に減少させることができる。また免疫系を活発にして、感染に対する抵抗力を増します。

2.笑いは最高の腹式呼吸
日本笑い学会昇幹夫先生によると 「大笑いは連続して息を吐き出すという行為」です。

大笑いをすると、肺の中に取り入れられる酸素換気量は、通常の呼吸の4〜5倍にもなり、肺への酸素供給が4〜5倍増え、それだけ多く身体中へ酸素をとどけることになります。

昇幹夫先生は、平成10年10月8日放送の「おもいっきりテレビ」の番組で、笑いの実験効果を映像に見せながら解説。
大笑いをした時と、深い深呼吸をした時の呼吸の大きさを、レントゲン写真で比較をしました。
大笑いをした時、横隔膜と肺の部分の動きは、深呼吸よりずっと激しく大きかったのです。

3.ストレスを解消する
健康な男性5人ずつ、二つのグループで実験。
Aグループにはユーモラスなビデオを1時間見せBグループには見せないで、ストレスホルモンの変化を調べました。
するとAグループでは、ストレス状態を表わすコルチゾールとアドレナリンが減少。
また免疫を高めるリンパ球の産生が盛んになりました。

4.免疫グロブリンAを増やす
大学生10名に、ユーモラスな映画とそうでない映画を30分ずつ見せて、その前後における唾液中の免疫グロブリンA(かぜを予防する効果がある物質)の量を測定したところ、ユーモラスな映画を見た後では大幅に増加しました。

面白くない映画の後では、変化がありませんでした。
また日頃からユーモアを活用している学生は、もともと免疫グロブリンAの値が高く、「笑いがからだに良い」と理解している学生は、そうでない学生に比べて増加率が大きのです。

5.免役物質イムノグロブリンAを増やす
米ウェスターン・ニューイングランド大学デイロン教授の発表によります。
日頃からユーモアで人を笑わせている人は,他の人に比べて、唾液の中の風邪予防の免役物質イムノグロブリンAが多いことが分かりました。
したがって普段から人を笑わせることを心がけていると、風邪、肺炎予防になるようです。

6.脳内でエンドルフィンが増加する
エンドルフィンが増えるために、とてもいい気分になり、痛いところがあっても、いつの間にか痛まなくなったという報告があります。エンドルフィンはモルヒネに似た鎮痛作用を持ち、そのため内因性モルヒネと呼ばれています。
また、ドーパミンの分泌を盛んにしボケ、うつを防ぎます。

7.右脳を活性化する
笑いの中枢センターは右脳にあり、情緒と結びついているので、笑いは右脳によい刺激を与える運動と考えられる。

8.脳の血流をよくする
笑い(作り笑いでも)顔のどの筋肉が使われるか、また脳のどの部分が働くか、ということが分かってきました。
笑いは、主として顔の二つの筋肉を働かします。

◆ 頬を引っぱる大頬骨筋
◆ 目の周りの眼輪筋

これらの筋肉は脳の1次運動野と直結しているので、この部分が刺激され、血液の流れが非常によくなり脳卒中を予防します。

9.病気治癒効果
日本笑い学会 第29回研究会発表によれば、笑いの健康に対する効果は非常に大きく、次のものがあります。
★脳卒中予防 ★高血圧予防 ★ボケ、うつ予防 ★心臓病予防★動脈硬化予防★風邪、肺炎予防 ★ガン予防

注目すべきことは、作り笑いでも自然な笑いに匹敵する健康効果があり、作り笑いが脳卒中を予防することも判明しました。

とくに難病を笑いで克服した事例を日記で紹介しました。
◆ ノーマン・カズンズ氏の膠原病のひとつ強直性脊椎炎の完治
◆ 筑波大学名誉教授の村上和雄先生と笑いと血糖値低下
◆ 笑いとNK細胞の活性化

10.笑いじわをなくす
笑いは眼輪筋を適度にマッサージすることになり、目尻の横の笑いじわを少なくします。笑うとしわができるというのは間違いで、目尻の横の皺は怒っている時にできる皺で、怒ってばかりいると皺が増えます。




以上からわかりますように笑いは免疫系、内分泌系、神経系の働きを活発にします。
前述のノーマン・カズンズ氏は「10分間腹を抱えて笑うと、少なくとも2時間は痛みを感ぜずに眠れるという効き目があった」とも言われました。
笑いは重症の膠原病の痛みをも和らげることが出来るのです。


私たちは生活の中で、大笑いするという機会は本当に少ないと思います。そして笑いたくない時、笑えない時ほど、笑いが必要とされているのだということを知りました。

作り笑いでもよいのです。1日10回、ともかく大笑いをする習慣をつけたいものです。



2010年11月16日 21時11分21秒  /  コメント( 10 )  /  トラックバック( 10 )

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